【散髪代節約】男がヘアーサロンIWASAKIに行ってきたぞ!
先週は固い話題のブログ記事を書き続け、少しブログを書くのが億劫になりましたので、今週はエッセイ的に軽い記事を気楽に書いていきます。
・散髪代はどうなっている?
昔から散髪は苦手でした。
理由をつらつら考えますに、まず目の前に鏡があるのが嫌なんですよね。
自分の顔と小一時間向き合う、というのが苦痛なんです。
それから、コミュ障というのもあります。店員と雑談できないんです。
他の人が楽しそうに髪を切っている人と談笑しているのを見て、うらやましいなあと思ってしまいます。
大学(仮面浪人)時代には、あまりに散髪が嫌なので時代遅れの長髪にしたこともあります。
1年くらい散髪しませんでした。親族にあまりにも不評だったので、新しい大学に入るタイミングで、生まれ変わりということで短く切りましたけどね。
就職で東京に住んでからは、同じ散髪屋に10年以上通い続け、ある日行ってみたらその散髪屋がつぶれていた、ということもありました。
当時から、東京の散髪屋は3,000円~4,000円でした。ここ数十年変わっていないんじゃないでしょうか。
その後、1,000円くらいで散髪できる例のチェーン店が出てきたので、そちらに通い続けました。
同じチェーンでも店員の技術は色々で、バキュームで髪を吸いながら鋏を使う超絶技巧の人もいましたし、美容院あがりの新人に当たった時には散髪に1時間くらいかかったこともありましたね。
数年前に横浜に移ってきたのですが、さすが横浜は西洋風散髪の日本発祥の地だけあってみんな上手でした。
そして値段も東京より安く、二千円台や千円台の店がたくさんあります。おそらく散髪環境は横浜が日本一なのではないでしょうか。
しかし、退職を機に散髪代も節約しようと思い、色々とネットで調べていたら、「ヘアーサロンIWASAKI」というところを見つけました。
カット通常980円、平日12:00~14:00には680円とか690円らしいのです。「ここに行ってみよう」と僕は決心しました。
ここもチェーンのようで神奈川県内にたくさんあるようですが、よく通っている新横浜にある店にしようと思いました。
平日格安料金はないのですが、店の場所を詳しく書いているブログを見つけ、コワーキングスペース代わりに使用している施設もあり土地勘があったからです。
・いよいよ突入
ということで、そのコワーキングスペース代わりに行く前に、ついでに行ってきました。
ビルの2Fにあり、エレベーターを降りると入り口がありました。
「あ、あの、えーと……」例のコミュ障全開で戸惑っていると、店の人から荷物をロッカーに入れるように、タッチパネルを操作して受付の紙(銀行みたいな)を出すように、と指示がありました。
待ち時間もなく、いきなり椅子に座り散髪開始です。
どのようにするか、と言われ、先ほどのうろたえで疲れて「耳が出るくらいに」というものように伝える(なんて言うのが正解なんでしょうね)と、散髪が始まりました。
客は一人を除いてみんな中高年婦人、店員も全員女性のようです。
で、さっきのうろたえを自分でひがんでいるせいか、どうもカットの仕方がぞんざいに思えました。頭も叩かれているような感じで触られているような気がします。
すっかりうなだれている僕に、店員が確認の鏡を持っているのが見え、「これでいいです」と弱弱しくつぶやき、金980円を払い店を出ました。
たぶんこの店がつぶれるまで、これから何十年も通い続けることでしょう。
その後:やはり低価格が経営を圧迫したのか、閉店や店名変更が相次いでいるようですね。なんとか残ってほしいものですが......