豆球~闇夜をほのかに照らす~

名前:よしこう。フリーランスとして生きることを決意した男が、社会の片隅で語っていきます。twitter:@jijian0426

【糖尿病】僕と糖尿病との、これまでのつきあい

 

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1.糖尿病と内臓脂肪

 

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先日、Kindleで購入した『内臓脂肪を最速で落とす 日本人最大の体質的弱点とその克服法』(奥田昌子さん著)をなにげなく読んでいました。

 

www.gentosha.co.jp

 

自分のおなか周りからして、かなり内臓脂肪がついているなーと日頃から気にしていたものですから。

 

読んでいくと、なるほどと思う部分が多かったのですが、「内臓脂肪で糖尿病になる」という項目でギクッとしました。

 

何を隠そう、僕は2型糖尿病患者です。もう10年以上のキャリアです。

 

これまで、肥満と糖尿病の関係は指摘されていましたが、内臓脂肪とピンポイントで指摘されたものを目にすることはありませんでした。

 

「内臓脂肪が増加すると、インスリンの効き目が悪くなる」そうか、そうだろうな...


内臓脂肪が多いと、糖尿病だけにかかるわけではないようです。

 

逆流性食道炎」(食べ物がのどにつかえることあるな。そうかも)

 

「腰痛」(痛いことあるな)

 

ここまでは余裕でした。しかし、この後読み進めると、平静ではいられなくなります。

 

「がん」(えっ。このまえピロリ菌検査ひっかかったよ)

 

認知症」(最近物忘れ多いと思っていたら...)

 

歯周病」(先日歯科検診で歯茎から出血して血まみれになったのは、このせいか)

 

だめだ。

 

僕は糖尿病を患いながら、がんで、認知症になって、ついでに歯周病になって死ぬのか。

 

いやだ!

 

しかし、当てはまる症状があまりに多すぎる。

 

僕は、これまでの糖尿病との付き合いについて思い返しました。

 

 

2.発症~初通院

 

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新入社員で入社以来、すぐに十数キロ体重が増えました。その後、多少の増減はありましたが、体重は常に80キロ台でした。

 

原因は、ストレスです。いきなりものすごく忙しく、残業の多い部署に配属され、仕事のストレスにさいなまれていたんです。

 

ストレス解消の手段は、暴飲暴食でした。暴飲は、飲み会の時くらいでしたが(若い頃は、多かったです)、暴食はまったくおさまりません。

 

夕食は、たいていスーパーなどが閉店してから帰っていましたので、たいていコンビニでした。カロリーの高いおかず、お菓子にジュース、夏ならアイス。それらを深夜に寮で食べていましたね。

 

運動は、平日は全くせず、休日は1日中寝ていました。運動ゼロです。

 

そんな生活を10年以上続けていました。

 

次第に、やたら喉が乾くようになってきました。会議の合間にペットボトルの水を一気飲みして、他部署の課長に驚かれたことがあります。

 

それから、頻尿です。毎朝ぼうこうが破裂しそうになって目が覚めました。

 

そうしているうちに、健康診断で血糖値がひっかかり、病院へ行くことになりました。

 

本屋へ行くと、糖尿病に関する本がたくさん出ています。僕はよさそうなmookを1冊買い、糖尿病の知識を得るとともに、巻末の糖尿病の名医リストで近所の病院を探しました。

 

なんと、家から100mも行かないところに有名な病院があるではありませんか!ラッキーだ!さっそくその病院へ行きました。

 

割と小さな病院です。そこで検尿したり、採血したり、いろいろ聞かれたりしました(遺伝の要素もあるようで、親族に糖尿病のものがいないかたずねられました。僕の母の家系は、母も含め糖尿病が多いんです)。

 

そして、医者(この人が担当医になりました)、おだやかな口調ながら糖尿病の怖さをたっぷりたたき込まれ、翌月も通院することになりました。

 

さあそれからは、筋トレ、食事制限、休日にはウォーキング(当時は近所にいいウォーキングコースがありました)の日々です。必死でした。

 

 

2.通院中

 

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次回通院して、HbA1c(赤血球中のヘモグロビンのうちどれくらいの割合が糖と結合しているかを示す検査値。糖尿病の指標)を測ると、劇的に改善していました。若いうちは、努力すると体重も落ちやすく、体質改善も早いんです。

 

しかし、糖尿病の根本原因であるストレスは何も改善していないので、結局は逆戻りになります。当初ほどではありませんが、病的な状態が続いていました。

 

そんな中、部内の飲み会があり、その時のメンバーが非常に飲む人たちで、僕も泥酔して深夜帰宅しました。

 

すると翌日、足の裏がジーンとしびれるような感じが続いたんですね。「まずい。糖尿病が悪化して壊疽が始まったか」僕は顔面蒼白になりながら病院に急遽予約を入れ、診てもらいました。結果は、なんともなかったです。糖尿病の人は、飲み過ぎに注意しましょう(ただしあの時はお酒を断れるメンツではなかったんです)。

 

 

3.転院

 

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そうこうしているうちに、僕は転職により横浜へ引っ越すことになりました。病院も変わらなければなりません。新居の近くには有名な病院はなかったので、近くで目に付いた病院に通うことにして、紹介状を書いてもらいました。

 

新しい病院は、前の所より検査が簡易的でしたが、薬代が安くなった(薬も変わったので)のがよかったですね。

 

そして、会社を辞めて、ウォーキングを始め、一汁二菜(野菜多め)を心がけると、HbA1cは6.5に下がって今に至ります(いままで7%台をキープしていた)。やはりストレスがなくなったのがよかったのでしょうか。

 

この記事があなたの参考になれば幸いです。

 

 

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