【糖尿病】糖尿病と運動~糖尿病軽減のための運動って?~
糖尿病にかかると、医者から運動を勧められますよね?
でも、具体的にどういう運動をすればよいのか、迷ってしまいます。
もちろん、医学的・科学的には色々解明されているでしょうが、ここでは患者の立場から、どんな運動が糖尿病に効果があった(HbA1cの値が改善した)かを、僕の経験から述べていきます。
1.筋トレ系
若い頃、糖尿病にかかってから初期のうち、僕は主に筋トレ(自宅で、本に載っている腹筋・背筋等)を行っていました。
若いうちは、これでかなり改善しましたね。でも、年齢を重ねると、どうしてもその負荷を苦痛に感じてしまいます。また、疲労も大きいです。
途中でやめてしまう、というリスクがあるんですよね。
ということで、最近はあまりやっていません。雨の日でウォーキングに行けない時だけ筋トレのDVDでトレーニングをしています。どうも女性向けのようですが、筋肉ムキムキではない僕にはこれで十分です。
2.スポーツクラブ
筋トレをやめてから、一時スポーツクラブに通っていました。
さすがに専門設備だけあって、通いつめるとかなり効果がありました。体重も落ち、HbA1cの値も改善しましたね。
お風呂がついていて、爽快な気分で帰れます。プールがついている所もあり、僕はそこで水中ウォーキングをしていました。これも夏は気持ちがいい。
しかし一番効果があったのは、スタジオのレッスンです。それもエアロビクスみたいなハードなやつが効きました。さすがに女性ばかりなので、恥ずかしくてすぐ遠慮しましたけどね。そういう意味では、女性は糖尿病の運動では有利です。
ただし、高いです。専門のスポーツクラブで月1万円ぐらいします。僕は最初少し家から遠い所に通っていました(設備が豪華なので)が、高いので途中から家の近くのジムに変えました。それもお金がもったいないのでやめ、自治体の公共施設にいってみました。それでも1回千円くらいはするので、結局行かなくなりました。
行かなくなった理由のもう一つが、「ランニングマシーンの効果がなかった」ことです。長いことランニングマシーンでウォーキングを続けていたのですが、ほとんど効果がでませんでした。それにジムに行く前歯医者にいくような不快な気持ちになってきたので、これはおすすめできませんね。
3.ピラティス
NHKの趣味講座でピラティスの講座をTVで観てから、ピラティスに興味が出ました。DVDを購入し、一時は毎日ピラティスをやっていました。これも、続けると割と効果があります。
ただし、これは呼吸をコントロールされるので苦しく、また常にお腹を引き締めていなければならず、それをつい忘れがちになります。
そして、ジムのレッスンではそんなことはないのですが(これもほとんど女性ばかりなので、男性は混じりにくい)、DVDだとどうしても飽きがきます。それに運動によってはかなり筋トレ要素があり、苦痛もあります。
なので、一定期間のつなぎとしてはおすすめできます。
4.テレビ体操+ウォーキング
いままでの記述で、僕がかなりのものぐさ+ケチであることがおわかりでしょう。逆に、だからこそ糖尿病になってしまったともいえます。
そんな僕が、現在続けているのが「テレビ体操+ウォーキング」の組み合わせです。
まず、タダというのがいい。
テレビ体操については以前も別記事で書きましたが、毎日違う組み合わせの運動で、2ヶ月で別の体操に変わります(基本的な体操は変わりませんが)。アシスタントのコスチュームが変わるだけでも目新しさがあります。飽きがきにくいです。
朝のテレビ体操はストレッチ体操と筋トレの両方の要素があり、ウォーキングの準備運動にも適しています。また、9時台や午後の体操はウォーキングの整理運動に使えます。
ウォーキングについては、すでに以前の記事に書きましたが、「スーパーへ昼ご飯を買いに行く」などの目的をもったウォーキングを行うことにより、中途で離脱することを防げます(誰でも買い物には行きますしね)。もしコースに飽きても、自分で新たにコースを設定できます。
そして、今のところ、僕には一定の効果をもたらしていますので、おすすめできます。
この記事が、あなたの参考になれば幸いです。