豆球~闇夜をほのかに照らす~

名前:よしこう。フリーランスとして生きることを決意した男が、社会の片隅で語っていきます。twitter:@jijian0426

【TV番組】パペポTVが復活するとしたら、誰をキャスティングする?

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パペポの思い出

学生時代、いつものように友人たちとゲームセンターへ行き、夜居酒屋で飲んでしゃべっていると、友人Tの口から「パペポTV面白いよな」という言葉が出てきました。

 

パペポ?何そのおかしな響き!

 

興味を持った僕がTに問いただすと、

 

・深夜に読売テレビで放映している(当時僕は大阪に住んでいました)
上岡龍太郎笑福亭鶴瓶の二人がただしゃべり合うだけの番組

 

とのことでした。

 

その後1987年秋頃にパペポを観てみたのですが、これが大変に面白く、毎週腹を抱えて大笑いです。

 

それから毎週欠かさず観るようになり、録画もして、録画は毎日のように観ていました。

 

ところが、1988年1月初旬、塾のバイトの帰り、自転車に乗っていた僕は意識を失い(食事を取っていなかったためでしょう)、転倒して顔面を骨折し、一ヶ月入院することになりました。

 

病院には当時TVはなく、パペポを観ることができません。そこで妹が自分のラジカセを病室に持ってきてくれました。そのラジカセはTVの音声を聞ける仕様になっていましたので、それでパペポの音声のみ聞くことにしました。

 

久しぶりに、笑いました。パペポは、音声だけでも十分面白いことをそのとき僕は発見しましたね。

 

就職で上京し、東京での放送は湾岸戦争で自粛されたりして一時観なかったりもしたのですが、結局最終回まで見続けました。

 

でも、パペポが一番面白かったのは1987年後半から1988年前半で、あとは徐々に面白くなくなっていきましたね。マンネリもあるのでしょう。

 

パペポがいったん終わってから「鶴+龍」という、収録場所を毎回変えるスタイルの番組もあり、上岡さんが芸能界を引退するまで続きました。こちらは全く面白くなく、リアルタイムではほぼ観ていません。

 

当時の映像はyoutubeに残っていますが、著作権的にグレーなようですので、ここには貼れません。検索すれば色々出てきます。

 

何が面白かったのか

1.言い間違い、およびそれに対するツッコミ

 

鶴瓶さんは、単なる言い間違いも多いですが、知識があやふやなまましゃべっておかしなことを言うことが多かったです。小野小町が男だと思っていたり、空気と酸素が同じだと言ったり。

 

それ自身も面白かったりするのですが、それに対する上岡さんのツッコミ、いじりがまた笑いを増幅させます。

 

鶴瓶さんも反撃して、上岡さんの言い間違いを突っ込んだりするのもまた面白かったですね(上岡さんは、普段間違いそうにないキャラですので)。

 

有名人の名前のしりとりをすることになり、上岡さんがアメリカ大統領でそろえようとして「ワシン...」まで言ってワシントンが「ン」で終わることに気づき口ごもったときの鶴瓶さんのいじりは絶品でした。

 

2.鶴瓶さんのかんしゃくと上岡さんののっかり

 

上岡さんが鶴瓶さんを論理的に追い詰め、鶴瓶さんがかんしゃくを起こしながら(演技でしょうが)めちゃくちゃなことを言い出すのも面白かったです。

 

たまに上岡さんもかんしゃくにのり、おかしな論理で言い返すのも笑えました(「林真理子が『ほやしまりこ』だったらあんなに売れていない」とハイテンションで言っていました)。

 

3.上岡さんのうんちくと放送禁止用語

 

上岡さんがうんちくを長々と語るのも地味に面白かったです。主に古代史ですが、僕も知らないことを教わったりしました。鶴瓶さんがうんちくの長さをいやがり、話を終わらせようとするやりとり(二人が勝手に別々の話をし出す)もよかったですね。

 

一方で上岡さんは唐突に放送禁止用語を口走り、警告音とともに口にマル禁の印が出てきます。毎回「禁」を楽しみにしていました。

 

今なら誰?

あんなに面白い番組を若い時期に観ることができたのは幸運でしたし、今の若者があの面白さを知らないのが少し気の毒でもあります。今の深夜バラエティはほぼつまらないですしね。


そこで、「もし今パペポTVのような番組を制作するなら、誰をキャスティングするか?」を考えてみました。

 

まず鶴瓶さん役ですが、これは兵頭大樹さんでしょう。あのトークのうまさは鶴瓶さんに匹敵します。歌詞をずっと間違えて覚えていたなど、言い間違え要素もありますし。

 

兵頭さんを最初に観たのは「すべらない話」ですが、最初「一等兵二等兵、三等兵」の話を聞いたときには「面白くない」と思いました。でも最近ラジオ番組で兵頭さんのトークの面白さを発見しましたね。

 

兵頭さんの、駐車場で自分の車のバックミラーに当たっていった男が前屈みで立っているので、「何やってんねやろ」と見ていたら「小便しとんねん!」という話に爆笑しました。

 

次に、上岡さんですが、少しタイプは違いますが小籔千豊さんがいいですね。うんちく力はありませんが、つっこむ力量が高いです。特に学者やコメンテーター、後輩やバラドルなどにつっこむ時の追い込み方が上岡さん的です。ピザ屋の窯に一礼して入店するなど、狂気を感じる部分もあります。

 

「すべらない話」の「礼服をカスタムオーダーして、着ようとしたら半ズボンだった」の話での、小籔さんのトーク力のうまさは半端なかったですしね。

 

昨日(7月4日)の「ソレダメ」という番組でも、和食が寿命を縮めると言われて「先生!先生!いままでありがとうと思ってたけど嫌いになりました」と小籔さんが女性の学者の方を追い詰めていっているのが割と面白かったです。

 

と、思っていたらこの2人がトークしている動画(音声のみ)がyoutubeにありました。聞いてみましたが、どうもツッコミが両者ともに弱かったです。面白くない。

 

 

上手くいきませんね。

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