【その他】ムンク展で、学生証の無効を言い渡された!
1.好きだった東京都美術館
美術館めぐり月間の第二弾に、東京都美術館で開催中の「ムンク展」を選びました。
ここは、改装以降で来るのは初めてなのですが、以前はたまに来ていました。
そして、ここは気に入っていたんですよね。
まず、何となく親しみやすい雰囲気があるんです。あまりしゃちほこばっている感じがしない、というか。
それから、ここにあったレストランで食事するのも楽しみでした。
このあたりにしてはそれほど高くなく、まあまあおいしい料理を出していました。ここもやはり、高級レストランというより、市役所の食堂感が出ていて入りやすかったんです。
先般フェルメール展に行った帰りにここの1Fロビーで休憩して、自由に椅子に座ってもいい感じに気をよくして、「次はここにしよう」と思った次第。
2.学生証が無効!?
そんな僕の甘い感傷は、当日券のチケットを買う際に無残に打ち砕かれました。
先述の通り、僕は放送大学の学生で、いつも「大学生」として、割引料金で入館しています。
今回も「大学生1枚」と言ってチケットを買おうとすると、「有効期限が切れていますが......」と受付に変なことを言われました。
学生証を確認すると、今まで気付かなかったんですが(誰にも指摘されなかったため)、確かに有効期限が今年の3月末になっていました。
しかし、実際には在籍しています。現に、この間面接授業も受けてきましたし。
その旨伝えても、「学生料金で購入した定期券などございますでしょうか?」とあくまでも僕を不正利用者扱いしてくるんです(まあ年齢が学生にふさわしくありませんが)。
僕はこの扱いに落胆・動揺・逆上し、「じゃあ一般でいいです!」とキレ気味に金を放り投げてしまいました。
その後、入場してムンクの絵を見ましたが、先ほどの一件で嫌な気分になり、楽しめませんでしたね。
さっさと出て行くと、出口付近に色々なグッズを売っています。
ここでいくつか購入し、美術館の出口に向かうと、今度は美術館のショップがあり、ここに先ほどの店に置いていなかった「ムンクへの招待」という本が置いていました。
僕がファンの茂木誠先生が、ノルウェーの世界史解説を書いているのを知っていたのでここで購入しましたが、どうせなら全部さっきの店に置いて欲しかったです。
3.レストランも変わっていた
その後レストランに行こうとしたら、なぜか1Fと2Fの二カ所あります。
どっちも入り口のメニューを見ましたが、まあ高いこと!とうてい手が出ませんでした。
日比谷図書館もそうでしたが、改装は僕のような貧乏人にとっては悪そのものです。
こんなことがあったので、もう大学生料金で入りにくくなりましたね。なぜ有効期限が3月末と表示されているのか、いずれ放送大学に問いただす必要がありそうです。
ということで、美術館巡りは中断します。