【その他】職場でこの言葉で返されたら要注意の2つ
1.他人に尋ねる時に...
僕が新入社員で会社に入って驚いたことは、「これほど他人に尋ねることが多いのか?」ということです。
学生時代には教科書があり、そこに必要なことは書かれていました。研究にしても、大半は文献を読むことが主体です。
しかし会社員は、マニュアルはありますが具体的な作業についてはほとんど他の部署や他の人にきかないと仕事が進みません。ところがおかしなことに、「~さんがこう言っていました」といえばそれ以上追求されないんですよね。
たとえば、生産が落ちた理由を生産管理部門にきく。納期遅延という回答があったのでそのまま報告する。その真偽はそれ以上問われないわけです。非常に不思議でした。
まあ、それを不思議がっているようじゃ会社員はつとまらないんでしょうね。ごらんの通りの有様です。
でも、こちらの質問に対して、ちょっとおかしな答えを返してくる人もいます。
なかでも、こちらの質問に対して質問で返してくる場合には注意が必要です。具体的には、次のような返答があった場合には上手く対処しないとトラブルの元になります。
2.逆にぃ
こちらが何かきくと、「逆にぃ、~?」と質問で返してくる人がいます。この「逆にぃ」が出てきたら要注意です。ろくな答えが期待できません。
この「逆にぃ」、この言葉を言う心理を分析すると、質問を拒否したい、という感情が見て取れます。まともに答えたくないんですよね。
この言葉を使う人は、仕事ができない人に多いです。なぜそんな人にこちらが質問する羽目になるかというと、その人が情報を出さない、そのことによって自分の価値を上げようとしているんですよね。
または、その質問に対し、明確な答えを持っていないというさらに頭の痛い事態となっていることもあります。こうなると、それ以上いくらきいても無駄ですよね。
対処としては、どうせ「逆にぃ」の後の質問ははぐらかしかいちゃもんなので、真剣に答えようとしないことです。そして別の角度からさらにきいてみるとかして、要領を得なければ別の人にきくなど他の方法を考えましょう。
その人しか知らないことをわざと答えない、という態度が見られるならば最後の手段で恫喝する、上司に報告するなどするしかありません。
3.○○以外に何かあるの?
こちらが質問すると、「○○以外に何かあるの?」と返してくる人がいます。
困ったことに、これは上司から言われることが多いです。しかもとぼけたような間抜け面で。
だったら「○○です」と答えればいいものを、なぜこんな言い方をしてくるのでしょうか?
この心理を分析すると、部下の方が能力があることを嫌がっている、そこでつぶしたいという一種のマウンティングなんですよね。
こう返されて一番よくないのは、「何があるかな?」と考えてしまうことです。他のオプションを提示されることなど相手は望んでいないんですから。
ですから、対処法としては「○○ですね。わかりました」といってさっさと会話を終わらせることです。
ただ、○○が本当かは十分自分で検討し、明らかに違う場合は別の言い方で提案をするべきです。
しかし、こういう返しをしてくる上司の下で働く部下は不幸ですね。さっさと異動や転職のための動きをした方がいいです。
あなたが以上のような返しを自分でしていると思ったら、そういう言い方は止めるようにしましょう。言われたほうが気の毒ですから。