【その他】日本のスポーツ種目振興パターン

Ａ．黄金パターンを発見！
色んなスポーツ競技のニュースを見ているうちに、僕は「日本のスポーツ種目振興」の黄金パターンというものを発見してしまいました。

人気のある競技って、たいていこんな感じなんですよね。

１．若い女子選手に、アイドル的な人気選手が出てくる
２．その選手を中心に、女子はその競技の世界トップレベルになる
３．男子は、世界ではそれより少し落ちるレベル
４．しかし、１．のアイドル女子選手より若手で有望な男子選手が出てくる
５．男女の選手間の仲がいい

３．についてはちょっとどうかと思いましたが（実力がない方がいいのか？）、でも実際そうなんですよね。

３．の事実を取り上げて、「男子は情けない」などと書いている記事をネットで読みましたが、とんだ的外れというべきでしょう。その方がいいんです。むしろ女子をたたえるべきです。

以下、具体例を見ていきます。

Ｂ．具体例
フィギュアスケート：
浅田真央さんが１．として出てきてから、見事にこのパターンにはまりましたね。日本ではフィギュアが大人気です。

２．に関しても女子はロシアと実力を二分しています。

３．と４．に関しては、今では羽生選手がすごくなりすぎてパターンから外れてきているので、前よりフィギュアの人気が落ちているかもしれません。

５．は、ネットで男女一緒に写っている写真をたくさん見ることができます。

卓球：
福原愛さんが１．です。あれから卓球が人気になりましたね。

２．、３．に関しても、今では複数の１８歳女子選手が中国を破るなど大活躍です。

４．は張本選手が出てきました。

５．は、僕はあまり知りませんが仲はよさそうです。

あと、男子が人気の野球やサッカーも、実は世界的には女子の方が実力は上で、２，や３．（たぶん５．も）は満たしているんですよね。

逆に残念なパターンはスキーのジャンプ競技ですね。カーリングが１～５．にはまっている（１．はロコソラーレ）のに対し、せっかく１．で高梨選手が出てきたのに、５．の男女仲がうまくいっていなくて人気が伸び悩んでいるようです。

ここは、レジェンドなどがもっと女子とふれ合っていくべきでしょう。

Ｃ．東京オリンピックに向けて
各競技団体は、人気をあげるために上記の１．～５．に留意して振興をはかっていくべきでしょう。

フェンシングの太田雄貴会長も、色々手を打っているようですが１．～５．には気付いていないようですので、ぜひ教えてあげたいですね。

また、最近は個人種目でも男女混合リレーなど男女一緒の種目が増えてきているようですね。これは、５．の取り組みとして大変すばらしい。どんどんやるべきです。