豆球~闇夜をほのかに照らす~

名前:よしこう。フリーランスとして生きることを決意した男が、社会の片隅で語っていきます。twitter:@jijian0426

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

【翻訳】野良翻訳:P.G.ウッドハウス著 THE MAKING OF MAC'S/Kちゃん(第14回)

だがケイティは違った。やって来なかった。近づかなかったんだな。そりゃそうさ、アンディーがあんなことをしたんだから。わしはそれについて奴に話したかったんだが、奴にだけはそんなことを話しちゃいけない感じだった。 ある日元気づけてやろうとして、「…

【TOEIC】第234回TOEIC L&R試験 受験レポート

1.会場 神奈川大学でした。ここで受験するのは2回目です。前回はリスニング中に鳥が絶えず鳴いていて集中できず、点数も低かったので、できれば避けたかった会場です。 ただし、家からは最も近い会場でもあり、僕はここの生涯学習の授業をずっと受講して…

【翻訳】野良翻訳:P.G.ウッドハウス著 THE MAKING OF MAC'S/Kちゃん(第13回)

ケイティは言い返さず、テーブルへ戻った。 でもその出来事は、言うなれば、そこで終わりじゃなかった。一緒に来ていた連中は、踊りの間に起こったことを見るやいなや、席を蹴り上げ始めた。1インチ4分の1くらいある額と同じくらいのあごの長さを持った若…

【翻訳】野良翻訳:P.G.ウッドハウス著 THE MAKING OF MAC'S/Kちゃん(第12回)

日が経つにつれ、わしはアンディーの若造が腹に据えかねてきた。奴はディナーが急にはやったどんな奴よりもうけていた。しかもケイティがいなかったらそんなにははやらなかったことを、よくわかっていた。考えればわかるだろうが、人間誰でもそのことに感謝…

【翻訳】皇后さまがP.G.ウッドハウスの「ジーヴス」シリーズをお好きだって!?

1.「ジーヴス」シリーズとは 英国のユーモア小説の大家、P.G.ウッドハウスの最も人気のある小説シリーズです。 思慮の浅い主人ウースター氏と、有能な従僕ジーヴスの掛け合いが持ち味ですね。 日本でも、このシリーズは有名で、森村たまきさんの翻訳を…

【その他】久しぶりに放送大学の面接授業を受けてきたぞ!

1.僕と面接授業 現在は形だけの放送大学生になっていますが、昔は結構真面目に授業を取っていました。 放送大学には、文字通りオンラインでの授業配信もありますが、各地域でのスクーリング(これを面接授業という)も行っています。 昔は平日に週1コマペ…

【翻訳】野良翻訳:P.G.ウッドハウス著 THE MAKING OF MAC'S/Kちゃん(第11回)

旦那もたぶんロンドンについちゃわかってるだろうが、男女の集まりはみんな足を色んなレストランに向けるもんさ。一月くらいはみんなある所にいたかと思うと、翌月には別の店へ行く。だれかが新しい場所を見つけたといって推す声をあげ始めれば、みんなそこ…

【翻訳】野良翻訳:P.G.ウッドハウス著 THE MAKING OF MAC'S/Kちゃん(第10回)

誰のことかはわからなかったが、全員が笑った。それからいつものように料理をほめているのが聞こえた。間違いないさ、ジュールズは腕に絶対の自信をもっていたからな。フランス人ってのはみんな、芸術家気質さ。わしらが仲間になると言ってやった時には、ま…

【ラジオ】風呂場でラジオを聞くには? タイマーアプリと組み合わせる方法

1.風呂は辛気くさい 昔から、風呂が好きじゃなかったんですね。 いや、清潔にするのが嫌なんじゃないんです。風呂場の雰囲気が嫌なんですね。 シーンとした中で湯船につかる。 なんか辛気くさいじゃないですか。 だから一人暮らしを始めると、さっそく防水…

【翻訳】野良翻訳:P.G.ウッドハウス著 THE MAKING OF MAC'S/Kちゃん(第9回)

やっぱりすぐ後でアンディーが後ろから顔を出した。ケイティは奴を見て、奴もケイティを見た。アンディーの顔が少し険しくなったようだが、何も言わなかった。すぐにまた姿を消したよ。 ケイティが深いため息をつくのが聞こえた。 「あの人は元気そうね、ビ…

【翻訳】野良翻訳:P.G.ウッドハウス著 THE MAKING OF MAC'S/Kちゃん(第8回)

当時は大体マックファーランドの店じゃ夕食メニューをそんなにたくさん出していなかったんだが、もちろん店を開けてはいた、ソーホーの人間が寝る前に突然チーズトーストを食べたくなるかもしれないからな。だからみんな準備をしていた、夜11時半を過ぎて…

【翻訳】野良翻訳:P.G.ウッドハウス著 THE MAKING OF MAC'S/Kちゃん(第7回)

ケイティはまるでもう耐えきれないかのように、急に怒り出した。「行きますとも」ケイティは叫んだ。「どういうことかわかるか?」「どういうことよ?」「終わりさー全部」 ケイティはぶたれたかのように少しまばたきすると、グッと顔を上げた。「いいわ」ケ…

【節約】FPフェア2018に行ってきたぞ!

1.久しぶりの東京開催 僕は一応FPのはしくれですので、セミナー受講などFPにかかわる活動をして単位を取得・申請して資格を更新しないといけないわけです。 しかも僕の場合、CFPという上級資格ですから、約3年おきに30単位取得しないといけない…

【翻訳】野良翻訳:P.G.ウッドハウス著 THE MAKING OF MAC'S/Kちゃん(第6回)

「私はー私は舞台に立つの」 わしは夕刊を下ろした。どういう意味だ? 聞いたか? もちろん聞いたとも。わしをだれだと思っている? 座っている所からアンディーの顔が見えた、で、問題になるだろうなということがすぐに見てとれた。そのあごははずれんばか…

【翻訳】野良翻訳:P.G.ウッドハウス著 THE MAKING OF MAC'S/Kちゃん(第5回)

「なるようにしかならんさ」とわしは言ってやった。「たぶん、これが一番いいんだ。お前をたばこに誘うようなオックスフォードの悪ガキ共といるよりは、ここにいるほうがたぶんいいんだよ」「僕のことより仕事のことを考えるなら、ヘンリー」とあの子は言っ…

【翻訳】野良翻訳:P.G.ウッドハウス著 THE MAKING OF MAC'S/Kちゃん(第4回)

ケイティは踊ることが大好きだった。そのことは後になるまで誰も知らなかったが、この間ずっと、そういった学校の一つに通う正式な生徒だったことがわかった。あの娘はそこへ午後に通っていたんだが、みんなは女友達のところへ行っているんだと思っていた。…

【翻訳】野良翻訳:P.G.ウッドハウス著 THE MAKING OF MAC'S/Kちゃん(第3回)

そうだな、わしとジュールズが加わって、マックファーランドの店はーそのころはマックじゃなかったー動き出したんだ。マックファーランド老大は、人を見る目を持っていて、いつもわしのことを自分の兄弟以上によくしてくれたんだが、わしにこう言ってたよ、…

【翻訳】野良翻訳:P.G.ウッドハウス著 THE MAKING OF MAC'S/Kちゃん(第2回)

マックファーランドご老大(ヘンリーが言うには)は15年前にその場所で店を始めた。男やもめで、息子が一人と、半分娘と呼んでいいような子がいた。つまり、養女がいたんだ。ケイティという名前で、亡くなった友達の子供だった。息子の名前はアンディ。初…

にほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ村 投資ブログへ
にほんブログ村 資格ブログへ