【映画】二本立てを観て感性の衰えを感じた!
1.キネカ大森
大森に、キネカ大森、という名画座のような映画館があります。
横浜へ越してきて、ここが結構近いことに気付いたんですよね。
京浜東北線で、数駅。
しかも、古い作品なら料金も安めです。会員になればもっとお得になりますが、まあそこまでするつもりは今のところありません。
ほとんど二本立てを観に行くので、あまり会員のメリットがないものですから。
しかも、映画館はスーパーの上にあり、駅からも近くて、館内の雰囲気もいいんですよね。飲み物の自動販売機があればもっといいんですけど。
なので、ときどきここのサイトを見て、いい二本立てがやっていたら観に行っています。
2.アニメ二本立て
この間ここのサイトを見に行ったら、「若おかみは小学生!」が二本立てのうちの一本で上映されることを知りました。
もう一本は、「ペンギン・ハイウェイ」という作品です。
この「若おかみ~」、「観た後、トイレで号泣した」というブログを読んだことがあったので、是非一度観ておきたかったんですよね。
でも、このブログの人の映画評は、時々僕にフィットしないこともあるので、半信半疑ではありました。
最近では、アニメ版のゴジラを褒めていたので観に行ったら、とんでもない駄作でがっかりしたことがありましたし。
まあしかし、他にも「若おかみ~」を褒めているブログがあったんで、やっぱり観に行こうと決意しました。
3.感性が衰えたのか?
というわけで、上映初日にキネカ大森へ行ってきました。
平日の昼間なのに、けっこう若い人もいました。
まず「ペンギン・ハイウェイ」でしたが、セリフのわざとらしさが鼻について、どうもなじめませんでしたね。
お姉さんのアオヤマ君に対するショタ要素も、少し踏み込みが足りなかったです。「おっぱい」だけでは弱い。それに、お姉さんはそれほど巨乳でもありませんでしたしね。
まあこちらはそれほど期待していませんでしたので、次の「若おかみ~」に集中しようと思いました。
で、いよいよその「若おかみ~」を観たんですが、やはり没入できませんでした。
関西弁の男の子の幽霊が、まずダメでしたね。
自分が関西出身なのになんですが、どうもアニメで関西弁がでてくると、嫌なんです。しかも、関西=出っ歯みたいなステレオタイプが見えたし。
主人公のおっこにも、感情移入できませんでした。
結構言いたいこと言っている感じで、まああれが今どきの女の子なんでしょうけど、なーんかつまらないんですよね。もっとおっとりした感じの方がよかったです。
でも、劇場では、観客の泣き声が聞こえてきました。やっぱり、泣ける映画なんでしょうね。
これはやはり、僕が年を取って、感性が衰えたということなのでしょうか?だとしたら、とても残念ですね。
劇場からの帰り、近くのファミレスBigBoyで食べ放題のカレーをむさぼり食いながら、僕は沈んだ気持ちになっていました。