【翻訳】翻訳を学ぶには何をしたらいいの?(1.学校編)
1.まずはネット・雑誌を調べよう!
翻訳に興味が出て、翻訳を学ぼうと思ったら、まずは翻訳の専門学校に通ってみることをおすすめします。
「えっ、いきなり?」
はい。よほど自分の実力に自信のある方は別ですが、やはり最初は専門家に教えてもらったほうが、独学よりも近道です。
でも、どこの学校に通ったらいいか最初はわかりませんよね?
ネットで、「翻訳 学校」などと検索して、自分のニーズに合った、通えそうな所を探しましょう。
地方の方は通信やネット授業でも仕方ありませんが、都心にお住まいの方は、通学した方が授業の内容が身につくのでいいです。
また、通訳と合同ですが、専門誌もあります。
ここに広告が載っている学校は、それなりに評価をうけているはずですので、その中からチョイスするのも手ですね。
2.最初は学校に通おう!
通う学校を決めて、申し込むと、レベルチェックで課題を提出することもあります。ここはまじめに出しておきましょう。
まあ、学校の方も生徒を獲得して収益を上げたいわけですから、至れり尽くせりで入学のサポートをしてくれることでしょう。
ただし、全くの初心者の場合は、「入門・総合」コースを選んでおいた方が無難ですね。何に興味が出てくるかわかりませんし。
もちろん、「どうしても映像翻訳がやりたい」など強い希望がある場合はそれでもかまいません。
そして、いよいよ学校に通い始めたら、まずは素直に講師の言うことを受け止めて、課題を提出して授業をうけましょう。
そうやって、翻訳の基礎を学んでいきましょう。
3.学校のメリット・デメリット
・メリット
先にも述べましたが、翻訳の基礎的な部分が学べるのが大きいですね。he, sheはなるべく「彼、彼女」と訳さないようにするとか。
それから、翻訳そのものではありませんが、翻訳に役立つテクニックやツールを教えてもらえるのも大きいです。
ここで学んだ効果的なgoogle検索の仕方などは、僕は翻訳以外にも役立てています。
・デメリット
高い。それが第一です。節約、という観点ではNGで、よほどその学校が気に入り、ついていって上級コースに進みたい場合を除き、基礎が身についたらお別れした方がコスパがいいです。
また、総合コースの場合、気乗りのしない課題にも取り組まなければならないので、それが気が重いですね。
4.僕の場合
僕もネットで学校を探し、二期分、約1年学校に通いました。
ちょうどそのころ、転職活動中だったので、翻訳の仕事のあっせんもある、というふれこみの学校にしました。
でも、それはよほど上級者の場合だということを後で知りました。
どうやら僕は、翻訳に関しては下手の横好きみたいで、あまり能力が高くないようなんです。
翻訳物を読むのは好きなんですが、原書は面倒なのであまり手を伸ばしていませんし。
ただ、学校に通って、翻訳の基礎は学べましたし、意外なことにコミュ障で人見知りの激しい僕にも仲間ができたんですね。
実に珍しいことです。毎週のように顔を合わせていたからでしょうか。
授業のコース終了後にみんなで喫茶店へ行ったり、レストランへ行ったりしました。
まあ、学校をやめてからは付き合いはなくなりましたけどね。
ただ、やはり高いこと、それから僕は文芸・出版翻訳だけがやりたかったのでそれ以外の課題には興味が持てず、基礎コースで学校は自主卒業しました。
この記事が、あなたの参考になれば幸いです。