【映画】「カメラを止めるな!」を観てきたぞ!
1.大盛況
「カメラを止めるな!」が面白い、という話がチラホラと耳に入って来ていました。
ラジオで、つボイノリオさんが観にいこうとしたが満員で入れなかったという話も聞きました。
なので、一度観ておきたいと思ったんですよね。
この、なんとなく耳に入ってくる感じ、以前にもあったなー。
そうだ、「行き行きて神軍」だ!
あの時、小さめの映画館で観ましたが、立派な映画館で観るよりかえって面白さが増したような気がしました。
だから、今回も小さい、古めの映画館に行くことにしました。
そこは、毎週木曜はメンズデーなので、1,100円で済みます。ますます好都合。
ただし、満員になることが予想されますので、用心して午前中にチケットを購入しました。
整理番号をみると、それでも63番です。人気のほどが知れますね。
それから、コワーキングスペースやドンキ、スーパーで時間をつぶして、夜の上映時に再度映画館へ向かいました。
やはり、満員札止めです。
入場時間になり、席につくと、空席は1つもありません。
カメラ男の注意事項の映像も出て来ず、すぐに映画が始まりました。
2.ネタバレ有りの感想
この映画は、2部または3部に分かれています。
大きく2部に分けるとすると、本編と、ネタバレ部分ですね。
最初に30分ほどの本編が流れるんですけど、まあアラの目立つ映像です。
「なんでこんな映画に人気があるのか?」と思ってしまうような代物です。
ところが、そのアラが、ネタバレ部分で効いてくるんですよね。
「なるほど!うまいな」という処理の仕方です。ここで、観ていた観客からは何度も笑いが起こりました。
そして、最後には、観客からの拍手。
全体を通してみると、やはり傑作というべきでしょう。
まあ、監督と娘の肩車の写真の扱いが妙に紋切り型だったのは気になりますが、実はあれも何かの伏線じゃないかと、深読みを誘発させられてしまいました。
3.誰も指摘していないポイント
気になることがあったので、家に帰ってから、この映画に関するブログをいくつか読んでみました。
でも、誰も指摘していません。
何かというと、
・監督の上着が、本編(黄色っぽいアロハ)とネタバレ部分(ピンクっぽいアロハ)で異なっている
という点です。
つまり、同じシーンを使い回ししないで、わざわざ服を着替えて撮り直ししているんです。
一体なぜ?
僕は観ていてそれが気になって、みんなが笑っているシーンでも素直に笑えず、終わってもそのネタばらしがあるんじゃないかと、拍手もしないでしばらく待っていました。
ネタばらしは、本当に本編のネタばらしなのか?
本編の世界では、本当にヒロインが最後殺人を犯しているのでは?
面白いことは面白かったのですが、僕は不完全燃焼感を抱いたまま、映画館を後にしたのでした。