【翻訳】野良翻訳:P.G.ウッドハウス著 THE MAKING OF MAC'S/Kちゃん(第14回)
だがケイティは違った。やって来なかった。近づかなかったんだな。そりゃそうさ、アンディーがあんなことをしたんだから。わしはそれについて奴に話したかったんだが、奴にだけはそんなことを話しちゃいけない感じだった。
ある日元気づけてやろうとして、「今のこのレストランはどうだい、アンディーさんよ?」と言ってやったんだ。
「レストランが何だってんだ」と奴は言ったよ。
なのに奴とレストランの客といったら! おかしなもんさ。
旦那、本物のショックを受けたことがあるかい? ーーどっから来たかはわからずに、平らにのしちまうようなやつさ。わしにはある、これから話してやるよ。
男がわしくらいの年になって、寝るまで忙しい仕事についていると、目前に差し迫らない限り何も気にしなくなる習慣がつく。だからその時、ケイティのことがわしの頭から抜け落ちていたんだ。わしは子供が好きじゃなかったが、わしの下で働いている四人の若者とレストランで忙しく働いていることについて考えていたのさ。あの娘のことについては、上手くやっているに決まっていると思っていたし、気にも止めなかったんだ。確かに、アンディーがケイティの額の狭い友達を追い出した夜からは、マックファーランドの店であの娘を見かけなかったが、わしは心配していなかった。わしがあの娘だったら、やっぱり来るのを止めただろうさ、アンディーがまだ不機嫌だろうとわかるからな。さっきも言ったが、当然あの娘はうまくやっていると思っていたのさ。で、見かけないのはどこかでごひいきを捕まえたからだと思っていたんだ。
それがある晩、たまたま非番だったんだが、わしは手紙を受け取った。読んで十分後、わしはのされちまった。
(後記)
なんか、後半急に文章が長くなってきて、訳すのが難しくなりました。
それにしても、手紙の内容は何でしょうか? 気になります。